モロッコの旅 あれこれ

ガイドブックに載っていない場所やものごと 知って得するかも!何かを探しながら旅している人!モロッコだけだけど、何かがあるかも!

フェズ 治安 観光

観光地としてのフェズの治安は日中、特に問題ないかと思う。

泥棒や置き引きはどこにでもあると思われるが、フェズも日本も同じ!。

しかし、夜のメディナは注意した方がいい! 路地の奥まったところは危ないかも!

フェズの北の方面はハッシシの産地でフェズにも広がっている。

夜になると、メディナでハッシシを吸っているモロッコ人が集団でいることよく聞く。

夜、メディナを散策するのはなるべく控えた方がいい。知人友人と一緒なら話は別だ。

リヤドとかレストランのある所は大通りから比較的、近いところが多いはずです。

そこからちょっと暗い方へ行くと冒険が始まると思います。勇気ある人はどうぞ!

 

新市街も夜は市場とかマンスール広場周辺での散策はほとんど問題ない。

この周辺からちょっと外れた場所で散歩すると何が起こるかわからないことになる。

冒険になることでしょう! しかし慣れたところとか、知人友人と一緒なら別です。

フェズのメディナにある一般的観光ルートを歩いている限りでは問題は少ない。

 

 一般的観光ルートを歩いても自称モロッコ人ガイドに言い寄られることがある。

無視するなり、適当に話し相手して自分の道を行ける人はいいと思うけど、

道に迷いやすい人、簡単に人を信じ込む人は自称ガイドには要注意です。

あまりしつこいと、「あー、ポリス」って叫んだりすればちょっとは違います。

私服警察官がうろうろしている可能性もある。

 

ある日、ホテルパレジャメの近くで話寄ってきた自称ガイドがいました。

こちらは適当に話を合せていたところ、いきなり自称ガイドが変になりました。

と言うのは、シャツの首をつかまれて、足をバタバタして別な方向に行きました。

体格のいい、私服警察官がたまたまそこにいて、「何やっているんだ」ってことです。

遠くで見ていたモロッコ人が近寄ってきて、ポリスに捕まったと教えてくれました。

自称ガイドは取り締まりの対象になっている。

 

30年くらい前までは自称ガイドが横行していた。

ガイド料をぼったくるし、家に連れ込み悪いことをしようとするし大変でした。

そのせいで観光イメージが悪くなって、警察の出番となったんです。

ここ十年くらいは問題ないみたいですが、陰ではまだまだいろいろあるようです。

 

それと、一般的観光ルート以外はなるべく行かないようにしましょう!

行くと大変なことになりますよ、帰ってこれないかもしれませんよ!

ある日、王宮があるメディナ・ジュディッドの国道を越えた北側に住宅地がある。

そこは、モロッコ人のスラム街とでもいうか、モロッコ政府は見てほしくない場所。

下層階級の人たちが多く住むような場所がある。

フランス人が入植した時に、住宅政策としてこの近くに住宅地を整備した。

フランス人建築家のプロストの計画した宅地計画の大体の姿があります。

それを見に行ったところ、後ろからすり寄るようにモロッコ人が近寄ってきて

「何しているの?」まずはフランス語で言われ、すぐに英語で言われました。

「パスポートはある?」と聞かれたの「あなた誰?」と答えたら警察だといいました。

そこでこちらが見せたのはパスポートのコピーです。

「今ここにはもっていない」の一点張りです。こんな場合はなるべくコピーがいい。

持っていても、「もっていない」と言いましょう。

近くの警察の出先まで一緒に行き、入国管理とかすべて調べられちゃいました。

この場は事なきを得て、問題にならずに「ここは観光地でない」と返されました。

パスポートのコピーはどこへ行くにしても、常に持っておきましょう。

 

ロッコは王制の国です。見てほしくない部分には行かないようにしましょう!

ま、正規の観光地を、観光しましょう(^^)