日本から比べて衛生状態はかなり落ちる?? どうでしょう? よく考えて!
日本のレストランや学校給食や旅館や弁当供給等でも毎年のように食中毒がある。
どちらの衛生面がきれいなのでしょうか? よくわかりません。
モロッコでは破傷風、狂犬病はあります。破傷風は日本でもありますよね。
今はないけど、50年前マラリアがあったそうです。コレラとかないでしょう!
大腸菌は日本でもあります。腐りかけた食材の条件は日本も同じです。
腸チフスやA型肝炎はヨーロッパでもありますよ。ウイルス性の感染は・・・?!
デリケートな人は気候の違いで体調を壊すかも!! コップ一つ、スプーンでも。
水が違うし、日本のように熱湯消毒しないし、洗ったコップでも何かがいるかも!
衛生状態は日本と違うのは当然!その状況下でも多くの日本人が何の影響もない!
すぐ風邪をひく人、体調に敏感な人、寒暖に弱い人、自分の体に相談して!
<外食の食中毒>
モロッコの場合、保健所という機能があるけど、日本ほど確立されていない。
どこでどのような食中毒が起きたかは分からない。食中毒はないとも言えない。
しかし彼らはじっくり火を通すことが多いし、なるべく新鮮なものを調理する。
それと、もっと焼いてくれ、もっと煮てくれと言うとそれに応えてくれる。
滞在中、モロッコでよく食べるのが「タジンケフタ」である。羊肉のミートボールで
その中心に卵を落として、グツグツとタジン鍋で煮込んである。結構な時間煮ている。
これで、食中毒が起こるとはなかなか考えにくい。クスクスなどのほかの煮込み
料理もよく煮込んでいる。
他によく食べるのが、「マホカンサラダ」だ! 体調のいい時はよく食べる。
トマトを中心にきざんだ生野菜に香辛料とオリーブオイルがかかっている。
これは、食材の状態、まな板、料理人の手など疑問点はある。これは日本も同じ。
しかし、食べている日本人も多いことは確かである。
生野菜類は体調の悪い時はやめよう! 体調が悪い時は下るかも。
この他に、「ハリーラ」がある。モロッコの国民的スープ料理である。
ひよこ豆やレンズ豆、パスタや野菜など煮込んでできた、おいしいスープ。
これもなかなか煮込んであるがために食中毒は考えにくい。
体調の悪い時には、栄養は取れるし、少しくらいはこれを食すといいかも!
日本人以外が料理した生魚は避けた方がいいかも!どのような状態で料理したか?
もし、青魚などあったら手を付けない方がいいです。ショウガがあるわけでもないし。
アニサキスがいることなど考えてないと思いますよ。アニサキスのために正露丸を
持っていくわけにもいかないし。でも何かのために、正露丸を小さい密閉キャップに
入れて数個くらい持っていてもいいかも!
<外食以外>
古い話だと、30年くらい前にフランスの保健機関がモロッコのミネラルウォーターを
検査したところ、大腸菌が検出という報道はあったが、むかしの話だ。
いまのミネラルウォーターはそんなことはまずない。安心できるでしょう?!
それと、また古い話であるが、日本人がどうしても卵かけごはんが食べたくて、
鍋で炊いたスペイン米に生卵を掛けて、食べたところ腹痛になった。
これはかなり危険な状態になる可能性があるのでやめましょう。
モロッコでは対応できない処置になる可能性があるらしく、治療できなくなるかも。
そうなると飛行機の特別便で欧州に行くことになります。保険に入っていればいい!
一般的にモロッコでの卵料理は火が通っている。生卵はまず食べない!
<トイレ>
「不浄の左手」であるイスラム国モロッコ。しかし、彼らは念入りに水で流している。
左手を中心に何かをすることはなかなかしない。
この線からの食中毒は国家の恥にもなり、なかなか難しいかも!?
このタイプのトイレはまだまだあります。
<飲料水等>
生水はなるべく飲まないようにしましょう。飲むやつはいないでよね。
他の飲料水はビンやペットボトルに入っているので問題ないはずです。
マラケシュのジェマエルフナ広場の水売りの水は何とも疑問が・・・・
<体に傷のある人>
すり傷、さかむけなどは砂漠で、その傷からの破傷風は十分に可能性ある。
当然、水虫も要注意です。
<モロッコの旅行で!>
モロッコを旅行するときは自分だけの自分に効く常備薬を持っていきましょう!!
自分はモロッコへ行く時は、いつも「梅エキス」を持って行ってます。
友達は「熊の胆」をもっていました。効くと思うものは人それぞれだと思います。
いろんなときに使用しています。気のせいかもしれませんが、安心します。
おう吐と発熱と汗が3つある時はかなり注意した方がいいです。
それとかなり体調が悪くなった時は、一回は医者にかかりましょう。
お金はかかりますが、ホテルで医者を呼ぶと来てくれます。
それと、出発前に日本で海外旅行保険に入ることがいいですよ!
それとは別に、日本の健康保険でも「海外療養費」で手続きして3割負担で
7割くらい戻ります。だいたい3割と言った方がいいですね。そのためには
領収書などが必要になる。領収証を持ち帰ろう!
それと、どうしようもない時はそこそこのホテルで安静にしましょう。
栄養を付けるために少しでもハリーラなどを食べるといいでしょう。アレルギーが
なければの話です。豆、香草、小麦粉・・・・
写真下がハリーラ、スープのとろとろ感がいい! おかゆと同じでいいかも!
毎回、誤字脱字を申し訳なく思います。