ムーレイ・イドリスに宿を取って、そこから歩いてヴォルビリスを観光する。
歩行距離約4km 一時間くらいなのでちょうどいい、一日散歩コースです。
これくらいゆっくりと散策するように観光するとモロッコの農村風景を
堪能できるでしょう! モロッコを堪能するという意味では楽しめるだろう!
時期によっては渡り鳥もいるので楽しさは違うことだろう!
<ムーレイ・イドリス>
かつては、メディナそのものに入ることが来なかった。
その名残は、メディナの入口に横棒が取り付けられているので確認できる。
それでも、中心部分は廟というか核心部分なので入ることはできない。
ムーレイ・イドリスの能書きはネットや本にいっぱい出ているのでそれを参照して!
ムーレイ・イドリスにはモロッコで他にないものがあります。
丸いミナレットです。ミナレットはモスクに付随する塔でアザーンを叫ぶところ。
これが丸い塔でできている。モロッコはほとんどが四角形だ。
タンジェに楕円形のミナレット。どこだったか忘れたけど多角形がある。
丸いミナレットはおそらくここだけでしょう!見る価値はある。でも期待しないでね!
ムーレイ・イドリスの地形の形状が面白い。
この地形を一般人に伝えるために、欧州の写真家もいろんな写真を撮っています。
プロの写真家に対して失礼な話ですが、どれも同じようにしか見えません。なぜ?
この地形の迫力、建物が地形に張り付いている雰囲気、それがイマイチです。
写真を撮りたい人は是非挑戦してみてください。向かいの山から撮れます。
これは素人が撮った写真なのでこの程度です。向かいの山から撮った。
中央の四角い建物の中はイスラム教徒以外は入れません。
<ヴォルビリス>
ムーレイ・イドリスから散歩しながらヴォルビリスへ行く場合です。
ムーレイ・イドリスの雑貨屋で食料を買い込むのがいいでしょう。
食材は昼食を取るような自分に合った量のものがいいな~~!
真夏は日影が少ないので何か対策をした方がいいです。春先、冬前はいいですね!
食材はホブス、イワシ缶、チーズ、果物、飲み物等、ワインは無いかも??
これらを持ってピクニック気分でい遺跡探検はいいですよ。
南西側は開けた高台のような状態で、高台の下あたりがいい場所です。
ガルディアン(見張り番人)から目が届かない場所あたりです。
ローマ遺跡をどのように見るかです。
ヴォルビリスのレベルはチュニジアほどではないです。凱旋門、モザイクなど。
遺跡の保存状態のレベルではもっとローマに近い国の方が状態がいいです。
この保存状態で遺跡を見るのであれば、物足りなさがあります。
しかし、ベルベル人が受け入れたローマ人の社会を見ていくには面白いでしょう!
凱旋門周辺をしっかり見ていくと、花街に相当するような場所があったり、
先ほどの南西の高台の下はこの街を支えるような人たちの生活が分かります。
全体を細かく見ていくと、当時の社会生活に必要だったものを見て取れます。
上の図はどのガイドブックより詳しいヴォルビリス遺跡の平面図です。
この平面図とほかの遺跡、ほかの国の遺跡を比べるとよくわかるかも!
この方向からの写真はなかなか見ないかも!
ここの遺跡のほかに、ララシ(Lalache)やタンジェ(Tanger)の南や
ケイトラ(Kenitra)の北にあります。遺跡の状態はこの順番にしょぼいです。
見たい方は調べてみてください。