人は何に興味があるかわからないので記事にします。
<鉱物>
ブーマルンの街から南西方向に何となくある道を50km位進むとちょっとした山に
出会う。この周辺では、銅、マンガン、銀、鉛など鉱脈がある。
その採掘現場がいっぱいあるらしく、隣接はしてないけど、点々とある。
採掘場所は入口にガルディアン(門番)がいるために、入ることはできないけど、
その辺りをうろうろしていると、どこから現れるのかモロッコ人が近づいてくる。
話しかけてもいいけど、勝手に話しかけてくる。そうすると鉱物があることを
さんざん語りだし、俺が持っているので見ていかないか、といってくる。
小さな岩にこびりついた鉱物の原石をいくつも持っていて、売る商売をしている。
地学を先行していた日本人の友達はものすごい興味を示した。あまり興味ない
自分にとっては周辺の岩山の方が気になった。遠くに変な形の山がいっぱいある。
ティシカ峠で売っている鉱物は同じようなもの。鉱物に興味のある方はどうぞ!
<珍風景>
ブーマルンから南西に行った鉱物の取れるところより、もう少し行ったところ!
イックニューアン(Ikniouin)まで行ってそこからさらに南西へ直線距離では5km位。
そこにはダデス渓谷より、もっともっと大きな岩がニョキニョキと天をさすような
岩がある。はっきりした地名は覚えていないけど、サジェロ だったような気がする。
スケール感が全然違う、これがモロッコ? これがアフリカ? これが大地!
一日見ていてもびっくりするくらい! なぜこんな地形があるのかとおもう。
ここまでくる日本人はそうそういないので楽しめるかも!
それとロッククライミングが好きな人はこの山に上りたくならないかな~~???
もう一か所面白い風景がある。
タフェルベルグ(Tafelberg)、これはテーブルマウンテンのような場所。
場所はブーマルンから南西に行って40km位の小さな町(Tiouit)を経由して
そこから南西方面に行った山の中。風景のスケール感が違う!
地球の世界観?! 自然が作った地形の面白さとでも言った方がいいのか!?
テーブルマウンテンのスケールがドラア谷よりも迫力がある。トドラ谷も最初に
見たときは切り立った岩の崖はびっくりするものがあったけど、ここはまた違う!
フェズやマラケシュとは別世界! 残念ながらもう二度と行けいなと思う!
理由はあまりにも道が複雑で、どのようにして行ったか思い出せないくらいの場所。
近くの住民で山岳ガイドをしているかどうか聞いてもいいかも!
この絶景に行くようだったら、食料や服をもって結構いい装備で行くことを勧めます。