タンジェと第七艦隊で思い出したことを記事にします。
かつて、アメリカの海兵隊と日本チームがラバトのアメリカンスクールのグラウンドで
ソフトボール大会をすることになった。アメリカチームは筋肉隆々のマッチョな
海兵隊たちをそろえてきた。中にはきゃしゃなピースコーも2~3人いた。
かたや日本側はアジアの子ザルのようなチーム(^^)
アメリカはコテンパンにやっつけて、勝ってやるとの意気込みで乗り込んできた。
この時の海兵隊がタンジェに来ていて、非番で呼び出さて、我々と試合になった。
我々は高校野球経験者が2人、甲子園までは行っていない。こんなチームが??
ラバトのアメリカンスクールの芝生はかなり手入れされていて、きれいだった。
野球以外でも利用できそうな整備された状況は当時のラバトでは別世界だった。
試合は我々も負けるだろうなと思いながら、試合が始まった。
しかし、試合は均衡して海兵隊がけっこう打つのかなと思っていたところ
そんなに打ってこなかった。がっかりだった。ホームランが数本あったくらい。
結果的にはスコアは忘れたけど、シングルヒットを積み重ねた日本チームが勝った。
これはもう海兵隊がとてもとても、悔しがっていた。顔が「何で日本に負けるんだ!」
海兵隊の連中が、「半年後くらいにまた来るから、再試合をしよう!」と言ってきた。
こちらも即席チーム。簡単にそろうわけもない。とりあえずは再試合の返事した。
こんな経験そんなにできるわけがないのでとても面白い試合だった。笑えた(^^)
それと海兵隊が差し入れしてくれたのがペプシコーラとバドワイザー。
この時飲んだバドワイザーはとてもおいしく感じて、洗練されたビールの味だった
ことを今でも思い出す。それまでモロッコのフラッグビールを1年以上飲んでいて
ビールの水分の臭さになれてしまっていた。改めて味の違いにびっくり!
モロッコでも他の国でも旅をしていて、こんな試合に参加することはないでしょうが、
もし参加する機会があったら、楽しめることと思う。