これらのまちは外国人には砂漠へ行くための中継地点で何の特徴もない
場所かな・・・・。高台からまちを眺める・・・ほかは・・・
念のために考古学に興味ある人へ
リッサニのまちの隣接しているところにシジルマーサというところがある。
北アフリカ最初のイスラム都市とされて、8世紀頃から栄えたところ。
キャラバンサライの宿営地として、塩や金や奴隷の交易もあり、今では
想像できないくらいの都市になっていたらしい。しかしそれは遺跡でしか
残っていない。ラバトのモロッコ文化省にはその遺跡の資料はある。
だけど、どれもこれも史実に基づいたものでないようだ。不明な点が多いみたい。
19世紀初頭まではまちが繁栄していたみたいだけど・・・・
モロッコの第一人者になりたい人はここを調べることは大事なこと!
たくさんのクサール!
エルフードやリッサニ周辺には小さなクサールがいっぱいある。
この周辺のクサールは城壁ではないけれど、建物が寄り集まって一つのかたまりと
なり密集して出来ている。内部はメディナのように迷路状の路地が無数にある。
路地には水が出るところもある。もともとを言えば、水があるから路地を利用して
迷路状のクサールを形成していったと思われる。建物はせいぜい2階建て。
あめやお菓子をもってクサールの中に入ると子供たちと仲良くなり、内部を
見せてくれるかもしれない。かれらのシンプルな生活をみれますよ!
両方ともクサールの表門 こんな感じの入口が多い
化石に興味ある人
三葉虫やアンモナイトやオウムガイ化石などがリッサニ周辺で採れる。
といっても、自分で採れるものはない。小さな土産にするならいいかも!
昔からあるけど偽物があるので注意して!オウムガイ化石やアンモナイトは
なかなか偽物は少ないけど、化石らしい三葉虫は石膏で型を採れるので
いくらでも作れるみたい! でこぼこしたアンモナイトも同様だよ!
サメの歯はかつてはこの周辺になかったのに今では存在する??
もともと、クリブガやウエッゼンでリンを掘る時に出てきた副産物。なぜリッサニで?
化石に興味がある方はじゅうじゅう歴史を考えた上で、地層を知って買った方がいい!
この周辺では鉱物は鉛しかありません。他はあったとしても遠くから運んできたもの。
まずは偽物が多いと思った方がいい!
まあ、偽物でもモロッコでの「ある日の思い出」にはいいかも(^^)