カサブランカの新市街にあるコロニアル建築。part1ではほんの少しだったので
今回はそれにもう少し、足してみた。こんな建築物がいっぱいある。一般的に
写真で公開している場合、その一部を強調するような写真が多い。しかし
カサブランカの場合、こんな建物が東西南北に約2kmのエリアに広がっている。
1900年初頭からできてきたため、アールヌーボーもあれば、アールデコもある。
この混在もある。時代をもっとさかのぼった様式もある。
カサブランカ以外はラバトにもコロニアル建築はあるが、エリアは狭い。1km四方も
ないくらい。フェズやマラケシュなどは少しはあるがラバトよりはるかに少ない。
植民地そのものをほめたたえることは全くしないが、このカサブランカはこれほどの
植民地時代を象徴するモノとしては立派なものがある。
アフリカの中でもモロッコはフランス崩れした違う文化があっておもしろい。
イギリスやフランスなど資源を求めてアフリカを植民地化した。その時、残したものが
フランスの場合は現地独自の文化と自分たちの文化を融合させるようなことをだった。
このコロニアル建築もその一つだろう。メディナを壊すことなく、新市街との接点を
作っていった。このときにモロッコでは文化省を作り、モロッコに在った文化財の
記録保存もした。その記録文献は今でもモロッコ文化省に残っている。
今ではその記録の管理状態は・・・・・
カサブランカはおもしろいところ!