アガディールからエッサウイラにかけての海沿い周辺にアルガンの木があります。
アルガンの木に山羊が登って木の目を食べるのを知っていますか?
山羊がどの枝に乗っているでしょう?
アルガンオイルはスローフード大賞になったのは何かの記事や本に書いてある。
しかし、この裏には何が含まれているか?確かにこの地域しかないのも重要!
それだけではない、「女性の地位向上」がかなりのウエイトを占めいていた。
100kgのアルガンの実から1Lのアルガンオイルしか取れないと言われている。
これをスローガンにするとかなりいいイメージでPR できるとおもう。
現国王もこの事業はかなり後押ししているはずです。
しかし話はこれだけではない。イスラム教徒は一夫多妻、財力があると多妻が可能。
夫から離婚されたり、家から出ていくと生活の手段もなく地道にオイルを作って
生活するくらいしかなかった。産業もないので現金は得にくかった。
このほかにも、確かこの地域のアルガンの木は実がなる木の相続は男と女では
相続本数が違って、女性の方が少なかったかと思います。
この少ない状態で女性が現金を得るのはかなり難しいと思いませんか??
これは大賞を取ってから少しは変わったはずですが、彼らの習慣風習は残っています。
この状態では女性の地位の向上は難しい!
ブームに乗って最初の頃は日本の政府開発援助(ODA)も部分的に援助したはずです。
その後のフォローはどうなっているか分からない・・・・!
ある意味宗教上の問題も含むので大々的な援助はできないので難しいのかな。
お土産にアルガンオイルを買う時に少しでも現地の女性のことも考えて下さい。
オイルを作っている場所をのぞいた時でも、その過去の思いをはせて下さい。
帰国される方、少しでもアルガンオイルを買って帰りましょう!