首都ラバト。マラケシュやフェズは観光してもその次の観光候補地にもならないまち。
エッサウイラは行ってもラバトはパスしてしまう! 残念な・・・・!
この首都ラバトもポルトガル人の残した要塞がある。けっこう立派な構築物。
ラバトを観光候補地とした時に必ずいく場所「ウダイヤ(Kasba des Oudayas)」だ。
そこにある大西洋を見渡すことのできる見晴らし台のような広場がある。その広場の
周辺にある数々の構築物こそが、その当時占領されていたことがよく分かるところだ。
いにしえのラバトはエッサウイラと同様に古くはフェニキア人も居を構えるくらいの
戦略的に必要性のある地点だったようだ。フェニキア人の痕跡、カルタゴ、ローマと
各時代の遺跡がある。そんな場所に大航海時代を象徴するようにポルトガル人が
風格のある要塞を築いていった。下の写真がその様子。
ウダイアはラバトにあるブーレグレグ(Oued Bou REGREG) と言うやや大きな川が
流れていてその河口に築いている。
写真はモノクロで撮影してみた。これはモロッコのある省のカメラマンに協力して
もらって撮影したもの。素人なので映像そのものの良さ悪さは勘弁してください。
この十数メートルのけっこう高さのある要塞をポルトガル人は築いた。大西洋側から
見たことはないけど、たぶん見栄えのする威嚇のあるような感じなのだろうか!?
そう思い潮が引いた時に白黒写真で撮影してみた。このウダイアの一番高い所は
海抜が約30mある。写真の右端に見えるモスクのミナレットあたりだ。
下の写真はこの要塞を側面側から見た状況。
下の写真は要塞の先端にある丸い円柱状の監視塔を撮影してみた。
この写真は要塞から川を上流へ100m位行ったところにウダイアに張り付くように
出来ている城壁のような建物だ。下には川へ出ることができる扉もある。この建物の
内部がどのようになっているか?知りたくなる!?扉のある上部は階段になっている。
それをスケッチしたのが写真の下の絵だ。階段を下りる方向を見ている。
ウダイアのこのブログの他のミステリーの記事でも掲載したものだ。
このウダイアはミステリーがかなりある。興味のある人は是非どうぞ!