アガディール南東の話です。
50年以上も前に日本人が調査した考古学や文化人類学に関する資料がある。
知っていました? 大使館の資料とか、外語大の資料を探すと出てくるかも??
アガディールとティズニットとタフラウートのこの三角地帯。ティウリトもここ。
上はMichelinの地図 白丸のところにピンクがある所がその場所
特にティズニットからタフラウートにかけては遺跡が残っていました。
マーサ(Massa)川はティズニットより北側にあるが、上流の流れとしては
ティズニットの東側になる。上流に上って行く周辺でかつて栄えていたようです。
時代的に日本の明治以前。マーサ川は現在でも川周辺の畑は各種作物を作っている。
マーサ川の途中にダムができてから変化したのかどうかわからないけど、違うらしい!
どう違うか? 水量が制限され氾濫する範囲が狭くなり耕作面積が違う。
この川には各種鳥も生息したり、渡り鳥が立ち寄ったりしている。肥沃な土地かな?!
アガディールのフラミンゴよりここのフラミンゴの方が量は多いらしい。
ティズニットから東へ進むとして日本人が調べた場所は
Assaka Tighmi lligh Ida-Gougmar Tiffemit HadTahala Taguenza
Sidi abdel Lebar いまは、なぜかタフラウートが栄えている。
この地域では、かつて日本人の文化人類学者が調査している。考古学者も!
よくその時代に、モロッコのこんなところまで調査に来たなと思ってびっくりです。
数年前に行った時、カスバだったような建物とか、建物はないけど基礎のような部分が
残っていたり、建物のがれきが散乱して残っていた。
自分には遺跡にしか見えないけど、これを調べ上げて一時代の文化を知ることは
ロマンのような面白さがあることだろう!
遠い昔からタフラウートより山の方(東側)では銅鉱山やマンガン鉱山があった。
鉱山があると利権なりが発生して栄えることはある。
この地域の食糧庫はそれ以前からある建物でその関係性も面白い!
この地域を訪問したい人は7月~10月の時期は干からびるくらいに暑いです。
6月の終わりでも結構暑い。覚悟していくか、時期を外した方がいいと思う。
暑さに強い人はいつでもどうぞ!