テトアンは観光というか見どころはこれといった場所はないかな?!
まち歩きが程よい観光かも! その中でも新市街と旧市街の間くらいがいいかも。
<ハッサンⅡ世広場>(旧市街側)
地方の王宮でこんな広場に面した王宮はこのテトアンだけ。広場の形態が違う。
後付けでできた広場でなく、まちの中心の一角になるような広場として出来た場所。
他のメディナには広場の概念が少なく、自然発生的に膨らんだ広場は時々できるが、
この広場は計画的だ。例えばマラケシュのフナ広場は広場としての目的が違う。
広場の形状は四角形に丸みを帯びた形で、中心は楕円形にしてあった。
この王宮の南側にはユダヤ人街(メラー)があり、かつては貴金属を商売として
この周辺がにぎわっていた。この広場の北側にはスークもあり、メディナを楽しめる。
この周辺にはホテルは高い所、安い所などそこそこある。
<ムーレイ・メフディ広場>(新市街側)
ハッサンⅡ世広場からこのムーレイ・メフディ広場にかけて新市街がある。
この広場はスペインの血を引くような都市計画でできた。広場に面して教会があるし、
ヤシの木の生えたロータリーになっている。周辺の建物は4階建てくらいで、広場に
面して部分的にアーケードもある。アーケードの前にはカフェになっているところも!
モロッコとは思えない雰囲気で、カサブランカのコロニアルとも違う。
スペインの植民地であった中南米と同じようなテーストなのか??
上の二つの広場の雰囲気を味わいながら散策するのもいいかもしれない!
最近行ったことはないのだけど、メディナから坂を下りて行ってCTMのやや近くに
テトアンの工芸館(Ensemble Artisanal)があった。ここの商品は質が高く、けっこう
おもしろい革細工や木彫りの彫刻もあった。土産にするには良く、よく買っていた。
メディナはけっこう活気はある。下の写真のような民族衣装を着たリフ系ベルベル人を
見ることがある。同じベルベル人でもリフ系ベルベル人はいいプライドがあるかも!
つばの大きな麦わら帽子と「フータ」と言われる白と赤と青の縦縞模様の
布地をスカーフのように体に巻き付けている。独特の格好。
この民族を数時間かけて、カフェで行動観察してもいい観光になると思う。
このまちでこれといった観光は多くないテトアン。あと何を見るか?
考古学博物館? 民芸博物館? 時間つぶしにはいいかも!