モロッコのメディナにはジャーマ（Jaama）というモスクは必ずある。
異教徒は入ることはできない。取材とかで宗教省（？）の許可があればはいれるかも！
この写真はエッサウイラの大モスク、Jaama el Kebir アラビア語を横文字表記すると
このような字になる。フランス語でもGrande Mosqeeと表記される。
このモスクに入れないとなると内部を見たくなるのが人の気持ち！
知らん顔して入ろうとすると必ず誰かに止められる。日本人は目立つし、異教徒だと
分かっているだけに入ることは難しい。なかには止められることもなく、入って行き、
写真をバシバシ撮ってくる人もいたな。こんな人はほとんどいない。たまたま入れた
だけであって、一般的にはありえない。しかし、ある方法で簡単に入れる。簡単と
は言えないかな。ある程度のアラビア語も必要だ。多少の動機も聞かれる。
それはモロッコの宗教省に行って、イスラム教徒に改宗すればいい。そこで証明書を
発行してもらい、モスクの前で証明書を見せて入るのが正統な入り方ができる。
これは日本人の場合、モロッコ人と結婚するとなると必ず改宗しなくてはならない。
この手続きは必須条件。自分の周りではモロッコ人男性と結婚する日本人女性が多い。
モスクの内部はどうなっているか？ モロッコへ行ってお土産や観光や食べ物だけで
モロッコを評価している日本人が多いような。モロッコ人の心の一つにモスクが
あるのを知ってほしい。来日する外国人はお土産や観光だけを目的にしていない。
出来ることなら日本人と触れ合い、日本人を知りたい。そんな思いがある。
モスクの内部は入れないだけにモスク内での交流は難しい。モスク内で何をして
いるか、モロッコ人のお祈りの方法、門から入ってすぐに何をするか、人々の交流、
モスク内は男女別々の空間、祭祀の居場所、お祈りの時に祭祀は何を言ってどうして
いるか、これを一通り見るだけでもモロッコ人がモスクで何をしているかを多少、
知ることができる。ハマーム(公衆浴場）でもいいけどね。
モロッコ人が門から入り、水盤で手を洗う風景を見れるのはフェズのカラウィーン
モスクが一番よく見えるかも。
レストランで食べる前にモロッコ人を前にして「ビスミッンラー」（いただきます）
食事が終わった時、「ハムドゥンラー」（ごちそうさま）この言葉だけでも
モロッコ人の前で言いうと違うはず！
一生のうちに一回しか行かないであろうモロッコでその一回を楽しんでみては！
