モロッコの旅 あれこれ

ガイドブックに載っていない場所やものごと 知って得するかも!何かを探しながら旅している人!モロッコだけだけど、何かがあるかも!

モロッコ王室 モロッコ人たち

芸能レポーターのような詳しいことはわからないけど、最近の話だ。

モハメッド六世の奥さんが表に出てこないので消息不明になっているらしい。

ロッコでもそんな話をするようになったとは時代が変わった!2018年現在。

最近(2019年)になって、奥さんと子供がマラケシュのレストランで目撃されたらしく、

そのことがモロッコではちょっとした話題になっている。なぜ奥さんは表に

出てこないのか? 病気なのか?離婚したのか?モロッコ人の話は尽きない。

モハメッド六世の父でハッサン二世の奥さんはほとんどのモロッコ国民は

見たことがないはず。それくらい閉ざされた王室だった。モロッコではそれが

当たり前だった。一夫多妻のイスラム教の世界ではこれが一般的なのか?!

これが正妻だと宣言することはないだろう! 時代は違ってきた。

 

ハッサン二世の前がモハメッド五世、この頃はもっと閉ざされていたのだろう!

まるで北朝鮮と同じような雰囲気! その前は植民地時代があったが、サルタンの

世界もあった。サルタンの時代は日本にも大奥があったように別世界なのだろう!

 

ロッコ人と雑談をしていて、たまに王様の話になることがある。モロッコ人は

力説して「王様はこんなに素晴らしいのだ」とよく聞かされる。彼らの王室への思いは

素晴らしいモノがある。さんざん聞かされた後で、ところで日本に「王様はいるのか」

と聞いてくることがある。日本にキングはいない、エンペラーがいるとよく答える。

 こんな話をしていると「エンペラー」など何なのか分からないので、またしても

ロッコの王様は世界一の話になる。時間があったらモロッコ人と話したらいい。

欧米で勉強したモロッコ人や知識階級は日本のことを知っている場合があるので

こんな会話にはならない。年齢を聞いてきたり、しきたりを聞いたりする。

 

それと、モロッコでは 北と南では王様への思いの違いは大きなモノがある。

他の記事でも書いたように、北のまちでテトアンなどスペイン色が強い街では店舗の

モハメッド六世の肖像画につばを吐いたり、モノが刺さった後がある。その肖像画

修正することもなくそのまま額に入れて飾っているのも日本人としてびっくりだ。

北の方に行ったときに王様の話はなるべく避けた方がいい。誰がどこで何を

聞いているか分からないので、変なことに巻き込まれるのを避けよう!

一方で、南のマラケシュなどでは熱烈な大歓迎で王様を応援している。出身地が

こちらの方なのでその影響もあるのだろう。

 

王様の話をするとしたらマラケシュ方面でしましょう!