フェズの土産として代表的なモノがフェズブルーの皿。コセマ（COCEMA）も
あるけど大量生産のモノとは違う。さすがに定評のあり、味わいのある皿だ！
下の写真を見ても図柄、色合い、形などなど各種ある。写真のモノは直径が
２５～３０ｃｍくらいのもの。値段は数百DH以上。用途は購入者次第。
ここで見るような皿はカサブランカやラバトだとほんの一部の良いものしかない。
だからこんなに比較して見ることはフェズでしかできない。あくまでも皿が
欲しいならの話になるけど・・・・・？！
モロッコの皿はどのような価値があるか？
陶芸が本業の人や趣味の人にはそれなりの価値は見いだせることでしょう！ しかし、
一般的日本人にはフェズの皿と言っても「何それ？」って感じかあるのは確かだ。
下世話な話、日本のオークションに出しても値段はつかないのが現実！お土産に
フェズの皿をもらってもちょっと迷惑な話かも？！ 部屋に飾るための皿としても、
料理に使うにしても、使うにはなかなか難しい。しかも、磁器ならまだしも陶器なので
けっこう欠けやすい。自分が持っている皿も数か所が欠けている。
自分の場合は思い出として持っているだけで大きな思い入れはない。それと、よく
使うのが焼きそばなどを作り大皿に乗せるために使う。４人前くらいの大盛りでも
けっこう盛りつけられる。これ以外はあまり使っていないのが事実だ！
上の写真はメディナ内だけどフェズには大きな陶器の販売店がある。
メディナのアンダルース地区の最も東にあるフトー門（Bab Fuoth)からさらに
メディナを出て東（タザ方面）に、徒歩十数分行ったところに大量の陶器市のような
陶器売り場のようなところがある。ここには驚く量のフェズの陶器がある。大きな壺も
あれば、小さな各種皿、大中小容器状の陶器、モロッコ灰皿、タジン鍋、コップや
カップ、モロッコタイルのテーブル、金属と陶器を合わせたものなどびっくりする
くらいの同じようなものがいっぱいある。ゼッリージュ（モロッコタイル）も
この一角にある。ゼッリージュを小さな単位で、硬めない状態でバラバラに
売ってもらってもいいかも。これは自分へのいい土産になる。
また、ヨーロッパ人には人気があるらしく「フェズ陶器」としては土産になるらしい。
だから思わぬ場所でも売っている。その場所は首都のラバトを通過してサレを過ぎた
辺りから北上してタンジェ・テトアン間の街道沿いにある。車で来ている欧州人が
バカンスや旅行で最後の買い物として購入することが多い。ここで販売している
陶器店のモロッコ人はたまにいない時もあるが、安くなることもある。それと
奥からいろんな掘り出し物を持ってくることもあるのがびっくりだ！
時間があったら寄ってみては？！
フェズの陶器、モノによってはいい土産になるかも？！
