モロッコのコウノトリは健在だ!日本では絶滅危惧種の鳥なのに!
頭から胴体にかけての白い部分が薄きたないけどコウノトリに間違いない。
下の写真の場所はマラケシュのエルバディ宮殿(eL Badia)の城壁の上。ここには
かなりの数のコウノトリが巣を作り生息している。巣を作るためにいろんなものを
持ち込んで、かなりの大きさの巣を作っている。マラケシュではこの地域に多く
住みついている。ときどき、カタカタカタ・・・・と鳴く声が聞こえてくる。
たぶん、日本のコウノトリより身体つきが大きいような気がする・・・・
マラケシュも栄えてきたとはいえ、車で30分も走ると川には自然がいっぱいあり、
コウノトリが捕食する魚やカエルがいっぱいいる。たぶん食べることには問題ない。
日本のように農薬被害なども考えられないし、モロッコのコウノトリは大丈夫だろう!
日本は農薬被害などの影響でカエルや淡水魚が少なくなってきたうえに、天敵も多い。
モロッコのコウノトリはメディナの城壁の上なので安全なのだろ?!
それとモロッコでは日本にいるような鳥を狙う小動物(イタチ、きつねなどの天敵)は
いない。いるとしたら猫ぐらいかもしれない。しかし、猫が城壁の上に登ることが
できるかどうか?かなり難しいかも!
モロッコ国内でやや街中で見ることが出来るのがラバトのシェラ(Chella)の建物や
城壁でもコウノトリを見ることができる。
郊外に行くと時々、木の上や大きな建物の上にいるのを見たり、どこからか
「カタカタカタ・・・・・」との鳴き声を聞くこともある。
コウノトリを見たからどうだと言うことはないけど、
かつて、モロッコ人に「コウノトリが赤ちゃんを運んでくる」と言う神話のような話を
した時に、モロッコ人がすかさず、「アラー(神)のご加護で赤ちゃんは出来るんだ」と
真顔で説明されたことがあった。すべてがアラーに結びつくところがびっくり!
コウノトリが赤ちゃんを運んでくる話はどこから来た童話(?)なんだろう???