モロッコの旅 あれこれ

ガイドブックに載っていない場所やものごと 知って得するかも!何かを探しながら旅している人!モロッコだけだけど、何かがあるかも!

ナドール メリリャ 再入国ビザ

ナドールはここだけを目的にしていく人は限りなく少ない。今では鉄道ができて

ナドールを経てメリリャ(Melilla スペイン領)から出国する人もちらほらいるようだ。

メリリャはスペイン領らしく、モロッコのまちからするとヨーロッパらしいところ。

かつてモロッコ人でもナドールの住人と分かるとメリリャに入国で来た。ここで

買いだしするモロッコ人もいた。大量に買うのではなく自分たちで利用する分の量。

これはナドール人の特権だった。今はまだこんなことあるのかな??

 

メリリャの領土は狭いながらも1600mの滑走路のある飛行場もある。

メリリャにはメディナという名の要塞がある。メディナとはいってもモロッコでは

メディナに隣接するカスバのような場所。だから外側から見るとまさに威嚇している

ような要塞って感じだ。モロッコ国内ではスペインが大航海時代に築いたカスバの

一部の様式に似た外観がある。モロッコメディナから比べると、あまり面白い

モノではない。また行きたくなるようなメディナではなかった。

しかし、メリリャは狭いながらも闘牛場がある。バールもある。

セウタに一時出国するなら、楽しむ意味ではメリリャの方が楽しめるかもしれない。

一日は闘牛を観戦を楽しんだり、モロッコにはないバールでビールを楽しめる。

食事もスペインの食材と料理は日本人に合うと思う。魚介類のてんぷらはモロッコ人が

揚げるとべっちゃっとするけど、スペイン人はそうなることは少ない。米もパエリアの

文化があるのでモロッコのようにべちゃべちゃにした米は出さない。

 

ロッコの場合3か月まではビザなしで自由に旅行できる。3か月をこえて滞在し

そうな人はよく、セウタかメリリャに出国して再入国する人がたまにいる。

日本人などの外国人が3か月以上滞在する時、住所のある警察署の発行する滞在書

(Carte de Sejour)を持って、パスポートに再入国ビザのハンコを押してもらった。

それがないと定住者の外国人はモロッコに再入国が難しかった。再入国ビザのハンコが

パスポートの1枚分使う。だから何度も再入国したのでパスポートが再入国のハンコ

だらけになっていた。何とも言い難い話し。

普通に旅行に来て、3か月前に出国して再入国する場合は再入国ビザはいらない。

 

よく思うことがある。普通に入国するときに入国カードの 「Profession」 の項目に

「Employee」と記入する人がいる。事務職の会社員ならそれでいいけど、せっかく

階級社会のモロッコに入国するなら、会社員でも技術者なら「Engenieur」とか

弁護士なら「Avocat」医者、歯医者、薬剤師、建築士、画家、芸術家、音楽家など。

それなりの職種の職業名を記載することを勧めます。モロッコ人の反応も違うかも?

退職した人も、これは通用することです。職種を記載してみては!

めんどくさいからどうでもいいやと思うと、旅の反応もそれなりのものになるかも?!

それとホテルでも記入する場合はこの欄に書いてみては?!