モロッコの旅 あれこれ

ガイドブックに載っていない場所やものごと 知って得するかも!何かを探しながら旅している人!モロッコだけだけど、何かがあるかも!

ウジダの北の海 サイーダ(Saida) 国境状況

この海岸は約30kmの海岸線がある。最初にここを見たとき、この海岸こそ

ロッコの地中海海岸って感じがあった。といっても何てことないビーチ。幅は短い。

フランス語のプラージュがいいかな!地名はPlage de Saida

ロッコの地中海側にある砂浜で一番長いと思う。途中で中規模の川があるけど、

砂浜が続いている。西の端はモロッコ人が好きそうな岬がある。この岬に行くと

ロッコ人の子どもたちが夢中になって遊ぶ場所がある。近くには港もあり、今では

家族連れでここを訪れる観光客が多くなっている。それとこの海岸の東の端は

アルジェリアと国境を接している。最近のモロッコ人は海のレジャーを楽しむように

なってヨーロッパではやっている最新版の機器を持ち込むようになり、夏はけっこう

にぎわっている。

 

日本人にとっては陸続きの国境という存在がない。日本に住んでいては国境と

いってもピンとこないし、平和ボケしていると国境なんてと言うような・・・・

「それがどうした」と言われると何とも言いようがないけど・・・・

 

そこでこのプラージュのアルジェリアに接している場所はどうなっているか?

ここの国境には小さな川に沿うようにして国境となっている。上流では水が少しだけの

場所もある。簡単に越えられるような場所もある。かなり上流までこの状態。

かつてはアルジェリア側に鉄条網のような柵があったような・・・・

ロッコ側は所々にあったような気がしたが、忘れた!

海岸沿いはというと、川の畦の上から海へ永遠と伸びて行くように鉄条網が

埋められていたような感じで簡単に出入りはできないような作りになっていた。

アルジェリアの見晴らしのいい場所では兵隊の小屋があり、兵隊が銃を持っていた。

その時、モロッコ人が言っていた言葉が「近寄ると銃で撃たれるぞ」だった。

その頃、日本人にとってモロッコアルジェリアも同じような途上国って感じだった。

この国境が今では両側に柵ができている。越えることは不可能な状態。

海岸には兵隊がいるし、守衛のボックスまである。アメリカとメキシコの国境ほど

立派なものではないけど、相手国が見渡せる国境の壁がある。

接している国の格差があると大変なことになるけど、モロッコアルジェリアでは

格差はほとんどないし、どっちが良い悪いもないような気がするけど・・・・・

しかし、国境が接しているといろんなことを考えなければいけないんだろうか?

 

この周辺から正式にアルジェリアへ入国する場合はウジダから入ると問題なく入れる。

アルジェリアはビザが必要なので行くの事前の準備が必要だ。