サレの記事で少しだけ触れた内容を詳しく説明する。と言っても歴史的な内容や
祭りの意味など全く分かっていない。イスラム教徒とろうそくの因果関係?
よく分かっていないけど、サレの小さなまちで行われていた祭りだった。フェズほどの
まちでもあったと思う祭りなのに見たことがなかった。自分だけかも・・・
上の写真はメインの神輿。その後ろに小さな神輿が何基も続いていた。モロッコでも
神輿をかつぐんだと思った。ちょっとした正装のジュラバを着たモロッコ人が楽し気に
掛け声なしで街中を歩いていた。しかし何かを唱えるようにぶつぶつ言っていた。
ここで気になったのがどこをどのように通過するのか?なぜそこを通過するのか?
下にサレの地図がある。地図の真ん中で「市場」と書いてある周辺でかついでいた。
上の写真がその風景。他の場所にもいったと思われるが確認したのはこの赤い線。
上の地図の丸い赤は大モスク(Jamaa el Kebir)でサレで中心になる一番大きなモスク、
このモスクの左側にアブダラベンハッスーン(Sidi Abdallah Ben Hassoun)と言う
ザウイア(墓のような施設)がある。偶像崇拝なのか、それとは意味が違うのか、
この建物は過去の偉人を祭ってる。現在、モロッコ人が常時ここにいて見守っている。
モロッコでは各所にザウイアやマラブーなどの建物が多いのはモロッコだけなのか??
下に写真がそのザウイアの入口。ムカルナス(鍾乳石飾り)とその中心にある漆喰の
透かし彫りは小さいけど他で見たことのないような立派なものがある。この部分は
サレでは見どころかも! 最近、駅が新しくなっている。その正面にこの透かしの
デザインの考え方が生かされている。
神輿がここを通過して、最後は地図の中の左端にある四角い黄色のマラブーに行く。
このマラブー ベン アイシャ(Sidi Ben Achir)で祭りごとをやるらしい。異教徒の自分は
この内部の様子を見ることはできなかった。ここも過去の偉人を祭ってあるところだ。
建物は平屋の四角い建物で内部は装飾が施してある。メディナなどにあるマラブーは
内装が立派に装飾してあることが多い。
モロッコを知ろうとして、このようなことも調べたが、なかなか難しい。
日本の神輿が出発点から通過し、終点までの場所はそれなりの意味があった。
こんな内容に「何がおもしろ」って言われるかもしれないけど、
自分自身もよく分からなかった。
誰か、教えてーーーー!!