モロッコの駅舎がベルサイユ賞の外観デザイン部門で賞をもらったとのこと。
「何じゃその賞って?」感じでしょうか!! 最近になって始まった賞で、
賞の審査員には日本人もいるくらいの賞?! モロッコ版TGVが走るようになった
モロッコ。このモロッコ版TGVに乗るためだけにわざわざ日本から行く鉄ちゃんも
いるらしく、ブログを見つけることもある。そんな鉄ちゃんは駅舎にはあまり
興味ないかもしれないけど、ここのところモロッコの駅舎が変わってきた。
そのついでに見ているかもしれない駅舎。ちょっと関心を寄せてみては!!
賞をもらった駅はケニトラ駅(Kenitra)。まず、日本人は降りない駅。下りても何の
観光地もないような田舎。そんな田舎の駅で賞をもらったんだって?????
昨年このブログの記事で2018/5/30「ケニトラのリゾート地」でも多少は紹介はした。
と言っても日本人は行かない場所。時間があればぜひどうぞ!そんな田舎町。
上写真はLe Matinの記事より
モロッコ版TGVが出来たため、最近ではタンジェからカサブランカにかけて駅舎が
変わった。従来のモロッコから脱却しているかも???
雰囲気がガラッと変わった駅は北からタンジェ駅、ケニトラ駅、ラバト駅の構内、
ラバトアグダル駅、モハメディア駅、カサ・ポー駅、カサ・ボアイヤージュ駅など
すさまじい変化をした。ラバト駅は正面は変化していないが、構内が変わった。
カザポー駅は跡形もないように改修して、構内の飲食もできるようになり入口から
構内まで全面が一掃された。あとはケニトラ駅のように表面的に変化している駅も
ある。かつてのイメージで駅に行くと「これが駅なの?」って感じがあるかも?!
モロッコ版TGVの開通で刷新した部分があるので見る価値あるかも!
この他、メクネス駅などほとんど変わらないところもあるが、ウジダ駅はケニトラ駅と
同じように正面入口が変わってきた。 この他空港も変わりつつある。
これらは観光客の受け入れが目的の部分もある。
下に写真はフェズの駅の外観。十数年前に新しく出来た駅舎。雰囲気がモロッコらしく
何となく安心するような気がするのは自分だけだろか!
下写真がマラケシュ駅。フェズ駅が出来てからこのマラケシュ駅舎ができた。最初に
見たときに「モロッコもやればできるじゃない!」と思いながら細部まで
見たことがあった。よく聞いてみると、モロッコのある部署には外国人建築家が
いて、その人たちが動いているらしい。モロッコ漆喰の図柄の良いところの透かしを
イメージし、デザインを多様して反映させているとのこと。なかなかびっくり。
日本にも漆喰があるけど、モロッコの漆喰の図柄と技法はなかなか難しい!
このマラケシュ駅の写真の左後ろには旧駅舎が残っている。自分には懐かしい!
<モロッコ人にだまされる人へ>
フェズ駅もマラケシュ駅もこの駅前広場からめぼしい日本人を探していることも
あるので自分なりの注意が必要だ。話しかけられたい人、そうでない人自分なりの
雰囲気を出しながら歩くことが大事だ。彼らは街中で初めて見たふりをする。
そこから、最悪の自体になるか、楽しかった思い出になるか、あなた次第だ!!