モロッコの旅 あれこれ

ガイドブックに載っていない場所やものごと 知って得するかも!何かを探しながら旅している人!モロッコだけだけど、何かがあるかも!

シェシャウエン なぜ青い!? part2

30数年前に始めて見た時にほとんど青くなかったこのシェシャウエンのまち!

なぜ、このシェシャウエンが青くなって人気が出ているのか? 

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メルヘンチックだ、幻想的な空間だ、かわいい、インスタ映えする・・・・

このまちをどのような思いで訪問するか分からないが、人気があるのは確かだ!

 

最近、モロッコ人が書いたコメントのような記事が出ていた。コメントと言っても

一行もない文章程度の話だ。何とも理解に苦しむかも・・・・

そこで、その項目に考察を加えたらどうか、自分なりの理解で記事にしてみた。

 

1.ユダヤ人地区を占めすため(歴史学者の話のようだ)

  モロッコでのユダヤ人の歴史は長い。長いがゆえにはっきりしたことはわからなが

いつの時代か、迫害されることもあった。そのためには昔はユダヤ人地区を

明らかにする必要があったのだろうか? これは文献を見ないと分からないが、今の

メディナにあるユダヤ人地区を見る限り、明らかな違いは見て取れない。ヘブライ語

分かる人とメラーを歩いた時には通りの名前までユダヤを表す表記があるとのこと。

また、アンダルシアから追われたユダヤ人のことを言っているとすると30年前には

青いまちになっていてもおかしくない!しかしかつては青くなかった。 

祖先がアンダルシアから来たユダヤ人で自分たちのアイデンティティを表すために

過去を思い出して、近年になってまちを青くした。こう考えるとストーリーとしては

すんなり受け入れられるだろう!

 

2.女性の首長がいたから(社会学者の話のようだ)

  この地域の山や川の名前に女性を示す名称がある。モロッコでもまちの名前に

女性の名前が付くことはよくある。しかし風景や自然のモノに女性を付けることは

少ないのではないだろうか?? それがこの地域にあるのはなぜだろうか?! 

それがまちの青と何の関係があるのだろか?何とも難しい解釈になってしまう!

 

青の好きな女性首長がいたのだろうか?

 

 また、リフ系のベルベル人女性はあごに薄青い入れ墨をしている。それとは全く

関連のない話なのだろうか!

 

この抽象的な文章を理解するのは深い内容を聞かないと分からないことが多いような

気がする。

 

3.近くにRas El Maがある

  シェシャウエンのメディナの脇にエルマ(El Ma)という川がある。

その川をイメージしたような書き方だった。モロッコ人は各まちに聖地や涼を

求めるようにその川を特別なものかのように寄り添う慣習のようなものがある。

夏場は特に各まちの近くの川に行くことが多いし、社交の場にもなっている。

それが青をイメージした! 何とも強引な話かな?? 

 

以上の3つの項目は青を連想させても結びつけるには非常に難点がある。

どちらにしても、これといった理由はない青いまちになってしまっている。

明らかな経緯はわからない!