モロッコ人女性は昔から手に化粧をしている。この表現は合うのかな?!
ヘンナはモロッコ人女性のおしゃれの一つとして昔から利用されていた。結婚式や
祭りの時に手や足に下の写真のように葉っぱや草をモチーフにした模様を用い、
ヘンナの薬草で化粧していた。これは北アフリカではかなり昔からあったようだ。
結婚式の時など、この時と思わんばかりに子どもが自慢して見せてくれる。
入れ墨と違い数週間したら消えるだけに、いろんな柄やアイデアを試すことが
できるから面白い。日本人でも旅行中に試すことができるだけに是非どうぞ!
ベルベル人女性が部族を示すためにあごの下に入れ墨をすることがある。それとは
違い、楽しめると思う! 薬草でそれが肌にしみこむまでに多少の時間がかかるので
素通りのような旅行者には簡単に出来ないけど、この模様は数週間はそのモロッコ式
おしゃれが楽しめるかも!
日本ではヘンナの髪染めが問題になっているようだけど、それは日本の髪染め
メーカーの問題でもともとの素材にはほとんど問題ないはず。
少々写真がぼけてスミマセン(^^)
下の写真のような瓶に入った香水と言うか?化粧水と言った方がいいのか、
そんなものがずらりと並んでいる。小分けしてくれるけど、肌に合わないことが
あるので覗くだけにしたらいいかも!こんな店の店主は、たぶん英語はしゃべらない
と思うけどあの手この手で会話すると面白い!多少通じるかも??
最近、増えてきたのが輸入品やヨーロッパのメーカーでモロッコ現地生産の化粧品。
いろんなモノがある。見てもよく分からないのであまりじっくり見たことがない。
商品も面白いけど、この店舗の構え方が面白い。
この店舗は畳で一畳もないくらい狭い。店員が一人で店に立つと商品のすべてに手が
届くくらいの広さだ。しかも、どこを見ても出入口がない。両側に店を閉めるための
扉はあるのは確認した。どのような方法で店の中に入るのだろうか?
実はショーケースの上で、写真の上に横の方向に黒いバーが見えるはず。
このバーに黒とベージュの輪っかが2つ掛かっている。この輪っかに手をかけて
懸垂するように体を持ち上げて中に入って行く。なかなかの業だ。店によっては
ロープが一本だけぶら下がっているところもある。このような店舗の店員は
当然だけど、痩せた人が多い。このような小さい店はフェズのメディナに多い。
フェズなどはいろんな形態に店舗がある。探したら面白い!
コスメ類を購入する時は新市街で安全なものを検討した方がいい!