このサイトでモロッコの各種のデザインを紹介した。モロッコタイルの
ゼッリージュ仕様のデザインも古典から新作までいっぱい紹介した。
しかし、ネットで検索すると10種類くらいは出てくるが、ほかのほとんどは
関係ないものが多く出てくる。モロッコのタイルに限らず、他の分野も
同じなのかな・・・・ モロッコ料理だとそれなりのモノが出てくるような・・・
「モロッコ デザイン」「モロッコ タイル」「モロッコ 漆喰」「モロッコ 柄」
などの用語でネットで検索してみると、モロッコに関する画像はほとんど出てこない。
出てくるのはチュニジアやアルジェリアだったりする。それか全く関係ない。
ここで面白いのが、モロッコ柄と言う名の建築の床材。日本の建築材料で床に張る
クッションフロアーの材料でその表面のデザインをモロッコと言っているようだ。
これらのデザインはモロッコではほとんど見たことがない。これを堂々と
モロッコ柄とうたっている。始めて見る日本人は全く疑いはないだろう?!?!
これがモロッコのモノだと「検索」は認識する。なんか変だけど仕方ない!
モロッコでデザインは独特のモノがある。それが分かってかどうか??
にもかかわらず、ネット上の検索の範囲はこれが表示されてしまう。
検索される数の量と内容の正しさは比例しないのが一般世間の常識なのでしょう!
「モロッコタイル」「モロッコ柄」と言ってスペインから輸入されているものもある。
タイルに関しては四角いタイルに唐草模様のデザインが施してあり、それを4つくらい
組み合わせて構成する。実際にタンジェなどではその存在を確認している。
スペインに近いだけに簡単に入手できるのだろう!
モロッコタイルの純粋なゼッリージュ仕様は今のところすたる様なことはない
だろうけど、いつの日か消滅するようなことがあったら・・・・・!
今では王室の設計スタッフもいることだし、しばらくは問題ないかな・・・?!
それより新しいモロッコのタイルデザインの展開があることを期待しよう!