モロッコで旅行中、鮮度のいい魚を食べたい?! そんなことはないかな??
モロッコ人は基本的に生魚は食べない。酢でしめるようなこともしない。
焼くか、煮るか、そこにソースをかけて食べるかこれらしかない。生は食べない!
まず、魚の身をうまいこと切れる包丁もない。ぶつ切りが多い。
と言うことで日本人が経営しているレストラン以外は生魚はなかなか難しい。
鯛、ヒラメ、あんこうのような魚、スズキのような魚などの種類がよく並んでいる。
上写真はラバトの市場だったと思うけど、ラバトの場合はマグロのような大きめの魚は
置いていない。たまに大きめの太刀魚や大きな鯛で2kg以内くらいのもの、ほかに
イワシ類や小えびなどがあるかな?? タコやイカはたまに見たような・・・・
カニの種類は不明だけど、ワタリガニくらいのカニはよく市場に並んでいる。大きい
カニはなかなか市場には出てこない。地中海側のアルホセイマではイセエビもけっこう
水揚げされている。日本のイセエビより一回り大きい。食いごたえもある。
イセエビは生きていると必ず買っていた。いい感じでうまかったな~!しかも安い!
モロッコで鯛の顔を見ているとちょっと違うような気がした。太平洋と大西洋の
違いなのだろうか?! 人間も違うくらいなので魚も違うのだろうか!
マジマジと見比べたことがないのではっきりは分からない。かつて、ニースの
日本レストランで料理人に聞いた時、地中海のカンパチは日本のカンパチとでは
真ん中のラインの模様の出方が違うとのこと。食べる分には季節の違いはあるものの
ほとんど一緒だと言っていた。本当なのだろう! たぶん! と思うんだけど?!
下写真はエッサウイラの市場の魚。ラバトから比べると少し魚の種類が違うの
だろうか?、何となく見た目が南の方の魚に近い感じがする。そう思うのは自分だけ?
この他、イワシ類はラバトもエッサウイラも同じようにある。
下写真がエッサウイラで魚を売っている風景。このような状態で売っているので
じっくり火を通すなり煮込むのが一番問題が少ないはず。それでも、刺身類を
食べたい時には必死になって少しでも新鮮なものを探していた(^^)
モロッコでの食べ方
エッサウイラではよくイワシを網で塩焼きにしている。モロッコ人もよく食べる。
モロッコ人はタジンやクスクスのほかタジン風に煮込んで食べることはある。
それ以外は見たことなかったな! モロッコのある欧州レストランには各種あった。
ウナギもぶつ切り、ウツボのようなハモのようなものもぶつ切り、なんでもタジン風!
かつてはモロッコでタイやヒラメをよく食べていたな~~! タイやヒラメを生で
食べたい時には必ず魚の全体を見て、店主にエラ部分を開けてもらい見せてもらった。
素人が判断できるのはエラ部分しかなかった。それと日本製の刺身包丁と出刃包丁が
あったので、素人でもある程度できたのがよかった。また食べたいな~~!
鯛はよく、塩焼きにしたり煮たりして食べていたけど、中でも小ぶりの鯛の塩包焼きは
けっこううまかった。モロッコでは岩塩だったので日本と違うのかな?!
日本人だともっといろんな方法でたべるんだろうなーーと思う次第だった。
いまだにモロッコで信用していないのが生ガキ! たぶん問題は少ないと思う!
でもパリですら肝炎に感染することがあるのにそれをモロッコで食べるか!と思う!
自信のある方、免疫を持っている方は楽しんでみては!? いまでは海沿いの
オシャレなレストランで出すこともあので・・・・
モロッコで刺身はなかなか難しいけど生ガキなら食べられるかも・・・