ラバトのメディナ(旧市街)はフェズやマラケシュから比べると小さいし、
土産物の量も少ない。観光としては全く魅力は無いかもしれない。
そう言っても、旅行中に日本大使館に行く必要性がある場合はラバト駅周辺の
ホテルに宿泊して、時間つぶしに観光することにならざるおえない!
パスポートを失くしたとか、何かの手続きが必要になった時はどうしても
行かなくてはならない。
そこでラバトの観光はパックツアーで行くとしたら、ウダイア、ツールハッサン、
シェラで他を見ることはほとんどない。これでラバトを見たことになる(^^)
ラバトのメディナへのアクセスはほとんどの日本人がラバトビル(Rabat Ville)駅を
降りて、大通りを緩やかに下るように(北方向)向かって行く。
入口は立派な城門があるわけではない。メディナに向かって左に市場、右側に
城壁がある。その手前には道路と路面電車の線路もある。
市場と城壁を通過して数十メートル行くと右側に下の写真の風景でスイカ通り
(Rue Souika)が見えてくる。正面にはグランモスクのミナレットも見える。
この周辺には外国人を対象にした土産物屋などほとんどない。モロッコ在住者向けの
店舗が多い場所だ。そう言いながらも、市場は食材がメインだけどモロッコの
土産となりそうなものが多少ある。帰国直前だったらモロッコのオリーブ漬けなど
チャック付きのビニール袋に入れて持ち帰るといい土産になる。他に欧州産の
菓子類だったり、珍しい調味料があったりする。また果物の中でチェリモヤを
持って帰ったことがあった。本来は検疫が必要かもしれない?!?
いまでこそ日本にあるけど、モロッコ産のチェリモヤは結構好きだな~~~!!
このスイカ通りをまっすく進み、コンシュル通り(Rue Consult)と直行したところを
左へ向かうとウダイヤ方向に行く。それが下の写真のようなアーケード状になった
通りになっている。ここは観光客向けの土産物屋が多くある。
この通りの直交した辺りは時間帯によってけっこう混雑する。またこの近くに
ユダヤ人地区があることもあり、貴金属を扱う店が多くある。ラバトの貴金属店は
各国大使館員も訪問するためか、他の街の貴金属店とは違いがあるように思える。
美しいと言うか、洗練されているように見えてくるのは不思議な感じが・・・!?
このコンシュル通りを抜けると正面にウダイアが見えてくる。
写真の正面の遠くに見える大きな建物がウダイア門。
その周辺にいるのが自称ガイドとその友達。自称ガイド達はこの写真の距離位から
日本人を見つけて近寄ってくる。ウダイアの自称ガイドはフェズやマラケシュより
多少おとなしい感じがするのは自分だけだろうか・・・・・!
それと、ラバトのメディナもリヤドが増えてきた。興味のある人は駅周辺の
ホテルよりいいかも!